ソウル

韓国・ソウルの梨泰院(イテウォン)は、首都の中心部にある国際色豊かな街です。なかでも「Homo Hill(ホ...

エリア概要

韓国・ソウルの梨泰院(イテウォン)は、首都の中心部にある国際色豊かな街です。なかでも「Homo Hill(ホモヒル)」と呼ばれる一角は、ショップやカフェ、レストラン、ゲイバーが並ぶ小さな歩行者天国で、ビールや会話、ピープルウォッチング、ダンスを楽しむのに最適な場所です。梨泰院はソウル随一のパーティー地区であり、都市のゲイバーやクラブの多くが集中しています。周辺には米軍基地があったことから米国文化が根付き、戦後にアメリカ兵の娯楽エリアとして発展したことがゲイタウン化のきっかけでした。Homo Hillの正式な住所は梨泰院洞 Usadan-ro 12-gilで、隣接するUsadan-ro 14-gilはかつて「Hooker Hill」と呼ばれていた通りですが、現在はNoTeaやGym、Ground、Pingといったバーやクラブが並ぶLGBTエリアに変貌しています。

雰囲気と基本情報
Homo Hillは木曜〜日曜に開くことが多く、本格的に賑わい始めるのは深夜1時ごろからです。通りには国際的なDJが入るバーやクラブが多く、トップ40の洋楽やK-POPが鳴り響きます。ファッションはラフで、タンクトップやショートパンツといったカジュアルなスタイルが主流です。訪れる客層は地元の韓国人だけでなく、世界各国からの旅行者も多く、夜中の通りには人々が巡り歩く姿が見られます。

遊び方のコツと注意点
・遅めのスタートが基本。22時以前は食事をして、深夜0時前後からクラブへ移動するのが地元流。
・ドレスコードはカジュアルでOK。タンクトップやショートパンツが一般的で、サンダルも入場可の店が多い。
・流行りの店の移り変わりが激しいので地元の人に聞くのもおすすめ
・周辺にはHamilton Hotel裏のレストラン街やアンティーク通りがあり、食事や買い物も楽しめる。

おすすめの店
まず最初に行くならここ!
KPOPやEDMが中心に流れ、地元民にも観光客にも人気の2店舗です
publicは今季から夏場は屋上を開放してパブリック・ブリーズというイベントが行われています。



Circuit Partyが好きな人はここがおすすめ
サーキットが流れていて、上裸で遊ぶ人やトレーニングをしている人が多いです。
奥にはダークルームもあります。


KPOPが好きならここ!
可愛い系が多く、最近リニューアルオープンして勢いのあるお店です。



韓国の前髪系?が多いお店
KPOPが中心で、週末はいろんなイベントが開催されます。


ガチムチ好きにはここ!
以前はマッチョ上裸系でしたが、最近は太め寄りになってきているようです。以前の客層はTHE REDに流れているようです。


注目イベント
・ムーンライト・サーキット・フェスティバル:年2回開催されるソウル最大のゲイパーティー。国内外から旅行者が訪れる。
・ソウルクィア文化祭(ソウルプライド):毎年6月最終土曜に開催される大規模パレード。市内中心部を練り歩き、15万人以上が参加する。

アクセスと宿泊
梨泰院駅(地下鉄6号線)3番出口から徒歩5分。タクシーで「ホモヒル」と伝えると通じやすい。宿泊はHamilton HotelやNouvelle Seoul Hotel、またはMondrian Hotelなどが便利。リーズナブルに泊まるならG Guesthouse ItaewonやJongno地区のTop Hotelも選択肢になる。

梨泰院ゲイクラブのガイド
・入場時にパスポート提示が必要。スマホの画像で対応できる店もある。
・入場料は無料のクラブが増えている。
・テーブルはInstagramのDMで予約可能。ボトル1本から予約でき、優先入場できる場合もある。
・入場時にスタンプやリストバンドをもらい再入場が可能。専用レーンがあり並ばずに入れる。
・ドレスコードは緩め。サンダルOKの店も多く、冬はクロークでアウターを預けられる。
・混雑ピークは週末。金曜は観光客が多く、土曜は現地客が中心で最も混雑。日曜はスタッフや常連が多い。月曜は休みが多いが、一部でマッチングイベントなどあり。
・人が集まるのは23時頃からで、朝5時以降まで営業する店もある。
・クラブごとに音楽や客層の特色があり、無料入場を活かして複数店を巡るのがおすすめ。
・宿泊は徒歩圏内が便利。電車は0時終了だが深夜バスや安価なタクシーで移動可能。外の音楽がホテルに聞こえることもあります。ホテルに耳栓が置いてある場所もあります。

地図